2015/8/9
【バランゴンバナナのムロ見学行ってきました】
*ムロとは「バナナの熟成加工室」
8月8日(土)に三重県上野市にあるバランゴンバナナの熟成加工所「田中青果加工(株)」を訪問しました。2014年・2015年のネグロスツアー参加者(関西6生協)
を含む12名の参加でした。
熟成工程・作業風景を見てきました。
田中青果加工(株)
3万箱を収納できる設備があり、1日3万パック箱詰めができる。
従業員120名 大半が袋詰めに従事している。自動化が難しく、手作業でこなしている。
熟成工程
~日本にバナナが入港(1箱13㌔)⇒植物検疫⇒陸揚げ⇒検疫の結果青酸ガス燻蒸であれば燻蒸(60%くらいが燻蒸という現状)⇒
港の倉庫で保管⇒引き取り後、ムロで追熟加工⇒ムロ(温度20℃、湿度90%、エチレンガスを使用して追熟)で4日間追熟⇒
少し青い状態(13℃)で出して、バナナの選別、カッティング、袋詰め⇒翌々日にセンターへ~
フィリピンを出るときの青いバナナが原料そのもの(大きさなど)、外気温、鮮度などの条件が違う中で、美味しく食べられるバナナが私たちに届くために「ムロ」があり、その熟成加工技術が「おいしさ」になるということを実感した訪問でした。
(甲斐)
①れんがムロ
室温は22℃でスタートし、4日間で熟成度をみながら13℃まで下げて、取り出します。
一つのムロの1000ケース入ります。1ケース13㎏。
一つのムロをいっぱいにするのには4人で30~40分かかります。